
秋になると、年末に向けて今年のふるさと納税をどう進めるか考え始める方も多いのではないでしょうか。小田原市のふるさと納税で返礼品を探し始めたところ、「10月から制度が見直されたらしい」という話を耳にして、何が変わったのか気になっている方もいるかもしれません。
制度の変更と聞くと、これまで通りに寄附してよいのか、手続きに影響はあるのかと身構えてしまうものです。ただ、見直しの中身を一つずつ確認していくと、寄附する側が押さえておきたいポイントはそれほど多くありません。
この記事では、ふるさと納税の基本的な流れをおさらいしたうえで、2026年10月から適用された指定基準の見直しの要点、小田原市ならではの確認事項を整理します。あわせて、小田原市の返礼品の一つである菌床生しいたけ「海の香・山の香」について、確認できた掲載情報をご紹介します。
最後には、この時期によく出てくる疑問をQ&A形式でまとめました。今年の寄附先を落ち着いて検討するための、全体像をつかむ材料としてお役立てください。
総務省の説明によると、ふるさと納税は、寄附額のうち自己負担の2,000円を超える部分が所得税と住民税から控除される仕組みです。ただし控除額には上限があり、収入や家族構成などによって変わります。
控除を受けるには、原則として寄附の翌年に確定申告を行います。確定申告が不要な給与所得者などで、寄附先が5団体以内であれば、各自治体へ申請するだけで済む「ワンストップ特例制度」も利用できます。
小田原市の案内では、ワンストップ特例の申請期限は寄附した年の翌年1月10日とされています。申請は自治体マイページからのオンライン申請のほか、郵送でも受け付けています。年末に寄附を集中させる場合は、申請書類の準備期間も見込んでおくと慌てずに済みます。
総務省は2025年6月、ふるさと納税の指定基準の見直しを公表しました。この見直しは、2026年10月から始まる指定対象期間に係る指定から適用されています。
見直しの中心は、自治体が返礼品として扱える品の基準や、返礼品の調達に関するルールです。主なポイントは次のとおりです。
いずれも、主に自治体側が守るべき基準や手続きに関する内容です。一方で、こうした基準の見直しにあわせて、各自治体の返礼品のラインナップや掲載内容が変わる可能性はあります。気になる返礼品がある場合は、以前に見た情報をそのまま前提にせず、申し込む前にその時点の掲載ページを確認しておくと安心です。
制度の見直し後は、返礼品の掲載内容をあらためて確認しておくと安心です。「海の香・山の香」の内容量や注意事項は、各サイトの返礼品ページで確かめられます。
小田原市の案内によると、小田原市へのふるさと納税は、ふるさとチョイスや楽天ふるさと納税をはじめ、15の申込サイトから申し込めます。普段使い慣れているサイトから探せるのは、寄附する側にとって便利な点です。
寄附金の使い道は、「市長にお任せ」を含む9つの項目から選べます。項目には、福祉・医療、子育て・教育、地域経済、歴史・文化、自然環境などが並んでいます。返礼品だけでなく、寄附金をどの分野に役立ててほしいかという視点で選べるのも、ふるさと納税ならではの特徴です。
なお、小田原市では2018年4月1日から、市内在住の方からの寄附に対する返礼品の送付を廃止しています。小田原市にお住まいの方は、この点を念頭に置いて検討するとよいでしょう。
小田原市の返礼品の一つに、菌床生しいたけ「海の香・山の香」があります。2026年9月29日にふるさとチョイスの返礼品ページで確認した内容は、次のとおりです。
生鮮品のため日持ちは長くありません。届いたらすぐに受け取れるか、食べきれる時期に届きそうかを見込んで検討するのがポイントです。
受付状況は、同日時点のふるさとチョイスでは「受付停止中」と表示されていました。楽天ふるさと納税のページでは、受付状況の表示を確認できていません。申込サイトによって表示が異なる場合もあるため、利用するサイトごとに確認することが大切です。受付状況は変更される場合があるため、最新情報は各返礼品ページでご確認ください。
「海の香・山の香」を手がけているのは、株式会社Preferlinkが運営する就労継続支援B型事業所「レインボーワークスタジオ」です。JR鴨宮駅から徒歩約12分の場所にあり、小田原市内の栽培ハウスで菌床しいたけを育てています。
事業所では、しいたけの栽培や収穫から、計量、パック詰め、出荷までの作業に、障がいのある方がそれぞれのペースで取り組んでいます。育てたしいたけは、道の駅足柄・金太郎のふるさとや漁港の駅TOTOCO小田原、市内のスーパー、地元の飲食店などにも届けられています。
返礼品を選ぶとき、どこで、どのような人たちの手で作られているのかを知っておくと、寄附先を考える一つの手がかりになります。返礼品の写真や紹介文だけでは伝わりにくい部分も、生産の背景を知ることで見えてくることがあります。事業所の詳しい取り組みは、公式サイトで紹介されています。
「海の香・山の香」は、2026年9月29日時点のふるさとチョイスで受付停止中と表示されていました。受付の再開や最新の状況は、各サイトの返礼品ページで確認できます。
楽天ふるさと納税で最新の表示を見る
レインボーワークスタジオの取り組みを公式サイトで見る
ここでは、年末に向けてふるさと納税を検討し始めた方から出やすい疑問を取り上げます。個別の控除額や手続きの詳細は、総務省や小田原市の案内もあわせてご確認ください。
小田原市の案内では、寄附した年の翌年1月10日が申請期限とされています。申請内容に変更があった場合も、同じ期限までに変更届出書の提出が必要です。期限に間に合わない場合は確定申告で手続きすることになるため、年末に寄附する場合は早めに準備しておきましょう。
ふるさとチョイスの「海の香・山の香」のページには、受付停止の理由や再開時期の記載は見当たりませんでした。再開の時期を知りたい場合は、返礼品ページの表示を定期的に確認するか、小田原市の担当窓口にお問い合わせください。
今回公表された見直しは、返礼品の基準や調達など、主に自治体側のルールに関するものです。控除の申請手続きは、これまでと同じく確定申告またはワンストップ特例で行います。個別の扱いについて不安がある場合は、総務省や寄附先の自治体の案内を確認すると確実です。
ふるさと納税の基本は、自己負担2,000円を超える部分が控除され、確定申告かワンストップ特例で手続きするという流れです。2026年10月からの指定基準の見直しは主に自治体側のルールに関するものですが、返礼品の掲載内容が変わる可能性もあるため、申し込む前には最新のページを確認しておくと安心です。
小田原市では、15の申込サイトから寄附でき、9つの使い道から寄附金の活かし方を選べます。菌床生しいたけ「海の香・山の香」は、2026年9月29日時点のふるさとチョイスでは受付停止中の表示でしたので、最新の状況は返礼品ページで確かめてください。
年末に慌てないためにも、秋のうちに全体像をつかんでおくことが、納得のいく寄附先選びにつながります。最新情報は各返礼品ページや小田原市の案内、または株式会社Preferlinkへのお問い合わせでご確認ください。

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